ゴミ箱から消してしまったファイルを復活させる

 これは、さすがにwindowsの標準機能ではできません。特別なソフトが必要です。実際は、削除したといっても、ハードディスクに上書きしていなければ、データは残っていることもあります。「消した」といっても、実際はインデックスの部分を消去し検索できないようになっているだけです。ハードディスクに余裕があって、消したデータの上に別のものが書かれない限り、復活できる可能性はあります。

 このようなソフトは、市販品にもありますが、一般的には、あらかじめソフトをインストールして置かないと使えません。復活したいと思ってソフトをインストールすれば、上書きされて復活できなくなることもあります。ここでは、インターネットで公開されている加藤高明氏の「復元」というソフトを紹介します。これは、400KB程度しかありませんので、フロッピーからも使えます。フリーソフトすが、大変優れたもので、使いやすいものです。是非、ダウンロードして使えるようにしておきましょう。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se192983.html  ここからダウンロードできます。

ダウンロードの仕方:

ダウンロードは、ftpサイトでもhtmlでも構いません。440KBですから、アナログ回線でも数分で終わります。
必ず、保存を選択し、場所はデスクトップなど分かりやすいところを指定してください。

保存すると、このようなアイコンができます。   → 

これをWクリックすると解凍されて、右のようなフォルダができます。
以後使うのは、このフォルダで、最初のものは削除して構いません。

使い方:

解凍されてできたフォルダを開くと、下のようなファイルが入っています。

復元.exeというアイコンが、プログラムです。これをWクリックすれば起動します。Readme.txtは説明書です。求職.txtは、作者がこれを作ったきっかけが書いてあります。是非読んでください。下は、起動画面です。フロッピーにコピーして使う場合は、テキストファイル以外の3つのファイルをコピーします。

使い方は、上の1から5の順を追っていけば良いので、すぐ分かると思います。必ず練習してください。練習は、フロッピーに保存してこれを削除したものを使うと良いでしょう。いきなりハードディスクでは、あまりにも多くのファイルが見つかり、混乱します。一部だけでもファイル名が分かっていれば、2に入れて検索します。

消したファイルが復活するわけ:

 ハードディスクやフロッピーディスクの中は、クラスタという部屋に分かれています。その最初の部分が管理人室で、ここに何号室と何号室は何のファイルが使っている、という情報が書かれています。ファイルを削除すると、管理人室の台帳に、「空室」という情報だけ書き込まれ、クラスタのデータはそのままになります。台帳には、棒線で以前の住人の情報が残っているので、これを元に空室になっている場所を読み出すと、ファイルが復活します。ただし、次の住人が同じ部屋に入ってしまうと、上書きされてしまうので、復活できません。つまり、ディスクは新たに書かないと消えないのです。フロッピーをフォーマットしても、「クイックフォーマット」という形式は、台帳だけ消すので早く終わりますが、ファイルは復活できる可能性があります。このため、パソコンを捨てるときに、ただフォーマットしただけでは読み取られる恐れがあるのです。

復活できる条件:

 とはいっても、このソフトで復活できるのは、消した直後と考えてください。一部でも上書きされると、データは壊れてしまい、使えなくなっていることがあります。ファイル名が見えたからといって、完全に再現できるとは限りません。

完全に消すには:

 このソフトには、乱数を発生させてでたらめなデータを上書きして完全に消す機能もあります。

 その他の処理・完全削除でできますが、かなり時間がかかります。数Gバイトのハードディスクの場合は、多分数時間かかるはずです。フロッピーディスクの使い回しをしている場合などは、完全削除で消しておけば安全です。

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